アラフォー×プレシングル×会社員 hazukiの日記

     探偵を使い夫の不倫をあばく。現在、離婚協議中。過去を振り返りながら綴ります。※明るいブログではありません・・

先輩に話を聞いてもらった

≪2019年9月下旬≫
女の影がようやく出てきたところで、
やっぱり女がいたということが判り、安堵の気持ちだった。


だが次は当然ながら、怒りの気持ちがこみあげてきた。
この一ヵ月、 わたしがどんな思いで過ごしてきたか。
先月の夫からの突然の離婚宣告。
子供もこの時はまだ3歳。
夫はよその女のことで頭がいっぱい。
女と一緒になることしか考えていないんだろう。
だから、わたしとの離婚を焦っている。
他に好きな女ができたから、妻子を捨てて新しい女と新しい人生をだなんてそんなに簡単に誰が許す?

子供の気持ちを考えた・・?

子はかすがいではない、、?


女から、奥さんとはどうなってるの?とでも言われているんだろうか。
なんとなく女が社内であってほしいと思った。
それであれば、名前さえ判れば社内の電話帳ですぐに相手を突き止められる。
女を特定さえできれば、あとはいつでもアプローチができる。
社内であれば、ある程度はまともに会話はできるだろう。


女だって、周囲にはバレたくないはず。
一緒に働く仲間や友人、両親にバレたくないだろうし、それこそ社会的地位にも影響が出るかもしれない。

それに、奥さんにバレたともなれば、現実に戻り身を引くのは、女性の方だったりしないだろうか?

自分が女の立場だったら、上記懸念や慰謝料請求等のリスクを鑑み、さーっと引くと思う(バレた時点で慰謝料請求は来るかもだが)。


そう思って、わたしがアプローチをすれば引いてくれるのではないか、と単純計算をしていた。


逆に、社外だった場合は女の特定に時間を要しそうだと思った。
それだけではない。
相手がまともな人間だとは限らない。
自分の周りには自分と同じような人間が溢れているから、「普通だったら・・・」の前提でシナリオも立てられるが、いざ女と会話した時、当たり前のことが通じる相手とは限らない。
相手の友人や両親も、「不倫がなんだ」と一体となって抵抗してくる可能性だってある。

自分の「当たり前」が全員に共通するとは限らない。
いろんなケースを想定した。

 


少し前に試した夫のプライベート携帯へのアクセスは失敗に終わり、頼りになるのは夫の会社携帯のみ。
これだけは家の中に放置されていることが多かった。
safariのネット検索履歴だけでも近い将来のイベント(この時なら女の誕生日が近い=女と会う)が予想されたが、どうやって現場を突き止めればいいのか。


一歩前に大きく前進したところで、また新たに誰かに話を聞いてもらいたくなった。
これまでに相談してきたのは、友人2人のみ。


次に話を聞いてもらったのは、社内の先輩。
その先輩は、ご主人と二人暮らし。
週末にLINEで状況を聞いてもらったわけだが、自分の親と同じくらいわたしを心配してくれ、親身になって聞いてくれた。
話を聞いてもらえて、共感してもらえるだけでも、心が救われた。
この辛い心境の説明が難しかったが、自殺を考えるレベルだとも伝えた。
実際この頃、子供を電動自転車の後ろに乗せてトラックが前から来ると、いっそのこと突っ込んでしまいたい、と何度思ったことか。


そんな話も先輩にしたら、「自殺?人はそんなに簡単に死ねないよ」とのひと言。
なんだかその言葉はとてもとても響いた。
「自殺なんてしないで、そんなこと考えちゃダメ」と普通だったら返ってきそうなものだ。


女の影があることもすべて包み隠さず先輩に伝えた。
だがわたしが離婚を希望していない旨を伝えると、
先輩はわたしの意思を一番に尊重してくれた。
わたしはそう思ってくれる先輩を心から尊重した。

【聞く力】とはこのことなんだろうな、と。

勉強にもなった。

また、同時に先輩に対する信頼感がさらに増した。


人によっては、不倫なんかする男、離婚を考えてもいいのでは?となると思うが、
先輩は離婚回避に向けて、まずは女の特定を、と協力してくれた。


先日もらったカウンセラーからのアドバイス(復縁を求めるなら女の詮索はせずに、ひたすら夫にとって居心地の良い家作りに専念するべき)も話したが、それには大反対。
もはや女の特定を急ぐべき、と賛同してくれた。

 

これまでは女の特定を後押ししてくれる人が、母親以外はいなかったので、急に軌道を正しく直せたような気持ちになった。


ここから、先輩と共に女の詮索が本格化した。


やっぱり1人での判断は限界があった。
精神状態がまともではなかったこともあり、冷静なジャッジも鈍っていた。


先輩に打ち明けてみて本当に良かった。