≪2019年10月上旬≫
夫の次の海外出張後も、前回同様恐らく女の家に一泊するであろう。
そこを狙いたく、
時間があと約10日ほどしかなかったが、
どこかしらの探偵会社から話を聞こうと思った。
まずは行動。
どこの探偵会社がいいか
ネットで調べてもピンとこなかったが、
とはいえ頼るはネットのみ。
探偵会社を比較しているサイトを参考に、何社か電話をかけた。
結局、料金体系等も含め、細かく電話で話してくれたところは、
10社以上かけたうち、半分くらい。
足を踏み込んだことのないこの世界、
なんとなく常に恐怖心や警戒感がある。
偏見もあるが、
どんな人がこの職業を選ぶのだろう、どんな背景から・・?
高額な金額を請求されたり、騙されたりしないか・・・?
など。
言い方は悪いが、人の弱みに付け込むビジネス。
足元を見られないように、と思う反面、
頼るしかなかった。
(お世話になるのに申し訳ないですが・・)
ひとまず1社。はや●●探偵社という会社。
「調査結果が出なければ調査料金0円」
の謳い文句に半信半疑ながら惹かれ、
面談のアポを取った。
面談場所は、駅を指定すれば、
お店は先方が決めてくれた。
場所は、ビジネスホテルのラウンジカフェ。
子供の保育園のお迎えは夫に任せ、17時にお店に向かった。
当然ながら、人に見られたくなかった。
店内は薄暗く、やや高級感のあるカフェ。
17時という時間帯のせいか、店内はガラガラ。
隣との席間隔もかなりあり、そこは良かった。
待っていたのは、50代の男性。社長だった。
まずは、経緯を一通り説明した。
予算はできれば20万円以内におさめたいことも伝えた。
そして、伺った内容は以下の通り。
◆夫の不貞の証拠さえ掴めば夫からの離婚請求はできない。
⇒これはリサーチ済だった。欲しいのはもはやコレ。
◆女がわかれば、慰謝料100~200万円は取れる。
過去の実績から、応じなかったのは7,000人中2人だけ。
⇒探偵費用をここでカバーできる、という営業トークかな・・
※但し、相手が外国人や夜の水商売関連だと難しい傾向とのこと。
⇒確証はないが、きっと社内だろう、と希望的観測があった。
◆女の特定には、名前と住所が必要。勤務先もあればベター。
⇒住所が判らないと内容証明が送れない。
◆携帯番号から相手を特定することもできるが、違法なのでやらない。
⇒他社より、約20万円ほどで可能だと聞いていたが、違法であることを知る・・
◆調査員5人体制。
◆対象者(=夫)の確認は、平日朝の出勤時等に調査員が事前に確認を行う。
電車内で夫が女とLINEでやり取りをすれば、
特殊な小型カメラを使ってLINEの内容をおさめることも・・。
=いつどこで会う、等ヒントが得られる、とのこと。
⇒実際に、写真を見せてもらったが、かなり鮮明だった・・
◆料金は、18万円/6H。延長も6H単位でしか契約できない。
空ぶってももちろん料金は発生。
=何日かのトライになるので少なくとも40~50万円は必要。
⇒一番のネック。この時点での予算20万円を遥かに超えていた。
ここを選んだ決め手であった、
「証拠が取れなかったら料金無料」については、
聞いたら基本料金が高額だった
(肝心な金額をメモに取っていなかった・・汗
高額過ぎて対象外にしていたのだろう・・汗)。
実際の過去の報告書事例も見せてもらった。
バインダーで閉じてあり、細かい日時、場所、写真掲載・・
初めて見る探偵会社の報告書に、正直、ここまでできるんだ・・
と、プロの技に感動した。。
そのような形で話を伺い、面談時間は約1時間ほどだった。
やっぱり一番の懸念事項は、予算。・・40~50万。
確かに、女の特定さえできて、
慰謝料として請求ができるのであればそこから賄えるが、
その保証はないし、ポケットマネーになる可能性もある。
まだ1社としか面談をしていないので、
継続して何社か話を聞いてみようと思い、
またネットの比較表で見比べ、次の探偵会社を探した。